【ソウル聯合ニュース】来年3月26日にソウルで開幕する第2回核安全保障サミットに向けた準備が着々と進んでいる。
 同サミットで採択予定の「ソウルコミュニケ」の文案協議は詰めの段階を迎えている。各国の交渉代表は先月16~17日にインドのニューデリーで会合し、最終調整を行った。文案は大枠で合意しており、来月23日にソウルで開かれる交渉団会議で確定する予定だ。
 「ソウルコミュニケ」には高濃縮ウランやプルトニウムなど危険核物質の保有および使用を最小化することや、原子力施設に対する防御強化、核テロ防止のための具体措置が盛り込まれるとされる。
 また核安保と原子力安全とのつながりや放射性物質の管理など、2010年の第1回核安全保障サミット(米ワシントン)以降に強調されるようになったテーマもコミュニケに反映されるという。
 ソウル核安保サミットの広報活動も進んでいる。昨年、歌手のリナ・パーク(パク・ジョンヒョン)、チャン・グンソク、チ・ジニを広報大使に任命。今年2月には人気グループJYJも広報大使になった。サミットのテーマソングはリナ・パークの「Peace Song」。

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