イ・ムンセ の最新ニュースまとめ
この日の記者会見には、韓国での多忙なスケジュールの中イ・ムンセが自ら来日し、来たる7月22~23日に行われる<4thイ・ムンセ独創会in TOKYO>のPRを行った。
取材陣の拍手の中登場したイ・ムンセは、40代後半とは思えない引き締まった体格にアニマル柄のシャツとジーンズというラフな服装で登場。取材陣の質問に語りかけるように丁寧に答え、終始和やかなムードの中、会見が進められた。
イ・ムンセは韓国の“公演ブランド”とも呼ばれ、“独創的”な舞台演出とユーモアあふれるトーク、そして実力ある歌唱力で、言わずと知れた韓国の国民的アーティスト。
日本でもファンの多いイ・スヨンやキム・ボムス、RUI(イ・スンチョル)などのバラード歌手たちは、韓国でイ・ムンセのヒット曲をリメイクし反響を呼んだ。
また、14thアルバムに収録された『パルガン ネボク(赤い下着)』が、NHKハングル講座のエンディングに使用されたこともある。
前回とは全く異なった独特な舞台構成、演出が期待されている<4thイ・ムンセ独創会in TOKYO>は、来たる7月22~23日の2日間に渡り、東京厚生年金会館で行われる。
イ・ムンセ:こんにちは、イ・ムンセです。韓国では皆、僕のことを“馬”と呼びます。顔が長いからとかじゃなく、よく飛んだり走り回っているからで(笑)、実際にサッカーが好きで、20年くらいやっています。
Q今回のコンサートについての意気込みや感想などは?
イ・ムンセ:日本に来る度に感じることですが、韓国のように一瞬にして燃え上がって燃え尽きてしまうと言うよりは、日本は静かに長い間見守ってくれるような愛情で、それが僕が7~8年間ずっと日本公演をやってきたパワーになったと思っています。日本の皆さんに、ただイ・ムンセの音楽を楽しんでもらうんじゃなく、どれくらい一生懸命準備したのか、この歌手はなぜ韓国で数百回の公演を、20年以上も続けてきたのか、という結果報告をお見せしたいですね。
Q今回のコンサートの見どころは?
イ・ムンセ:前回とは、内容が全て違いますね。韓国では<独創会>というタイトルで4回ほど行っていますが、その時その時ごとにレパートリー、テーマや舞台構成、演出などが違うので、観客の方々は新しく感じられると思います。
Qエネルギッシュでパワフルな公演と聞いていますが、その秘訣は?
イ・ムンセ:Rain(ピ)よりもいい薬を飲んでいるからです(笑)
僕はコンサートをやるからというわけでなく、子供の頃からスポーツがとても好きで、歌手じゃなかったらスポーツ選手になっていたと思います。僕はステージを競馬場(“馬”というニックネームのため)だと思っているんでしょうね(笑)
Q日本語の実力は?コンサートでは日本語でのトークも?
僕の日本コンサートには、同時通訳が入ると思いますし、あと2ヶ月間くらい残っているので、日本語を頑張って勉強したいと思っています。
それとですね、先週韓国で放送終了した『恋愛時代』というドラマは、僕がテーマ曲を歌っています。日本でも冬頃に放送される予定で、その曲を歌うのかどうかはまだちょっとわからないですが、映像やドラマのハイライトを組み合わせてミュージックビデオみたいに作ってみたいなとも考えています。
Q日本のファンに“イ・ムンセ”というブランドをどんな戦略で掲げていくのか?
イ・ムンセ:そうですね、車椅子やお年寄りの方のためには来ますが、もう日本公演はやらないで、若い人は韓国に来させるのが戦略です。日本でコンサートを1~2回やった時は、もうこれっきりだろうと思ったのですが、3回目の公演後には日本の観客が家族連れで、お土産を持って韓国に来てくださったんです。僕はそれが本当にありがたくて幸せで、とても驚きましたし、韓流熱風で何千人の日本のファンが押し寄せるよりも、よっぽど感動しました。僕の欲みたいな戦略といえば、日本の若い観客が韓国で公演する時は韓国へ、日本公演があれば韓国のファンを日本へ来させることですね。どのくらいかかるかわかりませんが、ベストを尽くせばいつかは叶うと思います。
Q日本で好きな食べ物は?
赤坂にある<一点張>というラーメンは、日本に来ると必ず食べます。それ以外にも日本の食べ物は大好きです、日本の牛肉は韓国とは肉質が違って、本当にたまらないですね(笑)
Q最後に一言
イ・ムンセ:韓国と日本は、政治的にも歴史的にも常に微妙な関係を維持していますが、本当に幸いなことに文化的なことで親しくなって、日本人と韓国人が自然に親近感を持てることになったのは文化交流の影響だと思います。これからは文化だけでなく、政治的なことや外交的なことでももっともっと仲良くなればいいと思いますし、僕のコンサートが微弱ながらもその手助けになればなと思っています。
Copyrightsⓒwowkorea.jp
Copyrights(C)wowkorea.jp 0