【ソウル聯合ニュース】韓国与党のセヌリ党は20日、4月11日投開票の総選挙(国会議員選挙)の比例代表名簿を発表した。韓国原子力研究院の閔丙珠(ミン・ビョンジュ)研究委員が1位に登録された。党の選挙対策委員長を務める朴槿恵(パク・クンヘ)党非常対策委員長は当選予想圏の中間ラインとされる11位だった。
 名簿に登録されたのは計46人。閔氏を含め女性候補が上位10位までに5人入った。この中には元卓球韓国代表の李エリサ氏(9位)が含まれている。
 北朝鮮脱出住民(脱北者)で初めて1級公務員になった趙明哲(チョ・ミョンチョル)統一教育院長が4位に登録されたほか、昨年大ヒットした映画「ワンドゥギ」に出演したフィリピン出身の李ジャスミンさんが17位に登録された。
 名簿を発表した党公職候補者推薦委員会の鄭フン原(チョン・フンウォン)委員長は「どれだけ国民に感動を与えられるかを最も考慮した。分野別の役割や功績も参考にした」と述べた。

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