【ソウル聯合ニュース】11日に投票が行われた第19代総選挙(国会議員総選挙、定数300)で、与党セヌリ党の過半数確保が確実となった。
 MBCテレビは12日午前零時25分現在(開票率75.6%)、与党セヌリ党が比例代表を含め152議席を確保したと報じた。セヌリ党以外は、民主統合党が128議席、統合進歩党が12議席、自由先進党が5議席、その他無所属が3議席とそれぞれ予測した。
 「政権審判論」を掲げて民主統合党と統合進歩党が選挙協力を行うなど、苦戦が予想されたセヌリ党だが、単独で過半数を確保することになった。選挙対策委員長として陣頭指揮をとった朴槿恵(パク・クンヘ)党非常対策委員長は、12月に行われる大統領選挙の有力候補者として浮上することになりそうだ。
 セヌリ党は首都圏で苦戦したが、江原道と忠清道で躍進した。支持基盤の釜山や大邱、慶尚道でも勝利を収めた。
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