【ソウル聯合ニュース】第19代総選挙(国会議員総選挙、定数300)で与党セヌリ党が過半数に迫る勢いで第1党維持を確実にした。
 KBSは午後11時10分現在、セヌリ党が148議席(比例25議席)を占めると予測した。過半数(151議席)に3議席足りないが第1党を維持することになる。
 KBSは最大野党・民主統合党が131議席(比例21議席)、統合進歩党が13議席(比例6議席)、自由先進党が5議席(比例2議席)、無所属3議席とそれぞれ予測。選挙協力をしている民主統合党と統合進歩党の議席の合計は144議席でセヌリ党との差は4議席となる。
 SBSは午後11時現在、セヌリ党が150議席、民主統合党が130議席、統合進歩党が12議席と予測した。
 民主統合党は「政権への審判」を掲げて首都圏で躍進したが、第1党の座を奪還することに失敗した。
 いずれの党も単独での過半数を獲得できなかったため、韓国国会はセヌリ党を中心とした保守勢力と民主統合党などの進歩勢力がけん制し合う構図となった。12月に大統領選挙を控えた韓国政界は、与野党が絶妙のバランスを保つことになる。
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