【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は13日、「1年後には物価が目標値から大きく外れないだろう」との見通しを示した。政策金利の年3.25%据え置きを発表した直後に行った記者会見で述べた。
 ただ、経済成長率については言及を避けた。金総裁は同日の金融通貨委員会定例会議で、アジア開発銀行(ADB)が今年の韓国の経済成長率見通しを下方修正したことについて「成長率よりも成長の長期的傾向と成長力をみるべきだ」とした上で、来週発表される修正値を参考にしてほしいと述べた。
 北朝鮮の長距離弾道ミサイルを発射については、「失敗したことが明らかになった上、市場も影響を受けないとみている」とし、過去のミサイル発射や延坪島砲撃などの例に照らすと、3~7日内に回復したと述べた。

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