拉致されていたのは大宇建設、韓国ガス公社から派遣されていた5人で、韓国時間9日午前0時20分ごろに釈放された。解放された5人はナイジェリア・リバーズ州政府が用意した車両に乗り州政府庁舎に移動し、そこで大宇建設側に身柄が引き渡される。大宇建設は、現地事務所から、拉致された5人は健康状態も良好だとの連絡を受けており、健康診断を受けた後すぐに帰国させる考えを示した。
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今回の事件は、ニジェール・デルタ地域を本拠地として活動している武装グループ、ニジェール・デルタ解放運動(MEND)が主導したもので、組織の指導者ムジャヒド・ドゥクボ・アサリ氏の釈放を人質の解放条件にしていた。しかし、州政府が交渉に乗り出した後、メディアを通じて声明を発表し、アサリ氏の要請により5人を解放すると明らかにした。大宇建設側は、武装グループから特別な要求はなかったとしており、解放に当たって武装グループ側に身代金のようなものが支払われたかどうかについてははっきりしていない。
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