リオ+20で基調演説する李大統領=20日、リオデジャネイロ(聯合ニュース)
リオ+20で基調演説する李大統領=20日、リオデジャネイロ(聯合ニュース)
【リオデジャネイロ聯合ニュース】国連持続可能な開発会議(リオ+20)が20日、ブラジル・リオデジャネイロで開幕した。
 22日までの3日間の日程で、約170カ国の首脳や政府関係者ら190人余りが出席する。財界や学界の関係者らを合わせると、全体の参加者は5万人に達する。
 韓国からは李明博(イ・ミョンバク)大統領をはじめ、外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官、企画財政部の朴宰完(パク・ジェワン)長官、環境部の劉栄淑(ユ・ヨンスク)長官らが参加した。
 同会議は1992年の国連環境開発会議(地球サミット)以降、10年ごとに開かれている。持続可能な発展を実現するためには、環境保全と経済成長の両立が必要だとする概念で開催されている。今回は1992年の会議から20周年を迎え、持続可能な発展を実質的に履行できる効果的な手段として「グリーン経済」を議題に採択。閉幕に合わせ「グリーン経済」に向けた履行案などを盛り込んだ宣言文を発表する予定。
 ただ、米国、ドイツ、英国など主要国の首脳らは出席しておらず、宣言文の履行に大きな期待はできないとする指摘も出ている。

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