キム・ヨナは次期五輪に対する期待の高さを負担に感じ、現役引退も取りざたされていた。会見でキム・ヨナはバンクーバー五輪後に新たな目標を見つけるのが難しくなったことを説明。それに対して国民の関心や期待が高まったことに対し、「一日も早く負担から逃れたかった」と自らの心情を吐露した。
ただ、後輩スケーターたちとの練習などが刺激になり、「今後は自分だけの演技を見せることを目標にしようと考えるようになった」と話した。
また現役続行を決めた理由について、「トップに対する負担のために現役を引退すれば後悔するのではないかと思った」とも語った。
ファンや韓国国民に向けては、「今後はバンクーバーの金メダリストではなく、国家代表として新たにスタートしたい。国家の代表として見てもらえればうれしい」と述べた。ソチ五輪については「有終の美を飾りたい」と力をこめた。
Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0