大型スーパー「イーマート」によると、輸入ビールの売り上げが酒類全体に占める割合は13.6%となり、焼酎(11.6%)より高かった。1位をキープしている缶ビールは24.6%となったが、2%低下した。
2010年6月、酒類の売り上げで4位だった輸入ビールは毎年一つずつ順位を上げ今年2位となった。
輸入ビールの消費量が増えている背景には低アルコール飲料の消費拡大により、ビールに対する消費者の嗜好が多様化したためとみられる。
焼酎の売り上げは前年比2.9%減少している。
コンビニでも輸入ビールの販売が伸びている。大手コンビニチェーン「GS25」によると、6月の輸入缶ビールの売り上げは前年同月比62.0%増となり、イオン飲料(64.6%)に次ぐ伸びを示した。
海外ビールメーカーは韓国で相次ぎ新製品を発売するとともに、割引キャンペーンなどのプロモーションを実施している。
アサヒビールは黒ビール「アサヒスーパードライ ドライブラック」の発売を開始した。業界1位の「バドワイザー」に対抗する狙い。
バドワイザーもプレミアム生ビールの取扱先を首都圏と大都市から全国に広げるなど、シェア拡大に注力している。
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