チェ・ホンマン（崔洪万）は韓国の総合格闘家、キックボクサー。シルム（韓国の相撲）選手出身。中学校3年生のとき、出身地である済州島に合宿に来ていた東亜大学シルム部の監督の目にとまり、シルムを始める。当時、既に身長は180cmあった。大学時代は東亜大学シルム部で活躍するも、2002年12月に中退し、当時最高額だった契約金4億5千万ウォンに年俸4千万ウォンを受け、LG投資証券相撲団に入団した。勝利した後にテクノダンスを踊ることから認知度が高まり、染めたヘアスタイルと共に、若者にシルムを広めるきっかけとなった。2004年12月に所属チームが解散となり、K-1に参戦することになる。その後、K-1界でも活躍を見せ、格闘家として日本でも有名に。
2008年4月20日、兵役のため軍に入隊するが、「身長196cm、体重130kg以上の場合は、兵役が免除される」という規定により3日後の4月23日に除隊となった。
2008年6月10日、脳腫瘍（脳下垂体腺腫）の除去手術を受け成功。アクロメガリー（先端肥大症）という珍しい病気であったことがわかった。

＜シルム＞
2003年、民俗相撲白頭（ペクトゥ）級新人賞
2003年、鎮安大会126代白頭壮士
2003年、天下壮士（日本でいう横綱）大会優勝
2004年、正月壮士大会優勝
2004年、ハムヤン大会優勝

＜K-1＞
2005年、K-1ワールドグランプリ・ソウル優勝
2006年、K-1ワールドグランプリ・ソウル・スーパーファイト優勝
2007年、K-1ワールドグランプリ・香港・スーパーファイト優勝
2009年、K-1マックスコリア2009アワード最優秀選手賞

日本でも2005年ごろからバラエティ番組などに出演。堪能な日本語を駆使し、人気を博した。また、CMなどにも起用された。
韓国でも多くの番組に出演。また、映画やドラマ界にも進出した。さらに2007年にはカン・スヒと共に「美女と野獣」というグループを結成し、歌手デビューも果たしている。