スティール・コールド・ウインター
新人監督と初主演の俳優・女優が描くミステリーロマンス
日本公開情報
・タイトル:スティール・コールド・ウインター
・公開日:2014/05/21
韓国映画「スティール・コールド・ウインター」のキャスト
韓国映画「スティール・コールド・ウインター」のあらすじ
“あなた方が言葉でわたしを生き埋めにしたじゃないか”。些細な失言から始まったうわさのせいで、友人が自殺したという傷を負ったユンス(キム・シフ)。田舎に引っ越した日、凍った湖でスケートをしている少女ヘウォン(キム・ユンヘ)に目が行く。村人たちが彼女に対することをむやみに話すのを聞き、うわさのせいでつらい思いをした自身の過去と似た傷を抱えた少女を放っておくことができない。“わたしたちが殺したのではない”。残忍なうわさが再び村中に響いたある日の夜、ユンスは刀を持ったまま部屋に入って行くヘウォンを目撃し、翌日、彼女の父親が片腕が切断された状態の死体で発見される。ますますぞっとする事件とうわさ。とても冷たい視線の中で、ユンスはヘウォンを守るために後戻りはできないと選択するのだが…。
韓国映画「スティール・コールド・ウインター」の見どころ
韓国映画「少女」は些細な失言により友人を亡くした少年と残酷なうわさに見舞われた少女の危険でつらい恋を強烈な感覚的スタイルで描いた作品。独特なストーリーに力を注ぐのは少年と少女のキャラクター。失言に対するトラウマを持った少年は、少女の似た傷を知り守ろうと決心した後、男に成長する。新人監督チェ・ジンソンの長編劇映画デビュー作。潜在力を見出された俳優キム・シフとキム・ユンヘにとっても初主演作となる。チェ監督の若く新鮮な感覚は、少年少女の繊細で微妙な感情線をインパクトのある演出で解きほぐし、表現されている。