大手財閥の会長の娘スジン(チェ・ジウ)はイギリスに留学中であったが、父が危篤との知らせを受け慌てて韓国に戻ってきた。しかしそれはスジンをはやく結婚させるための父の嘘。父が選んできた男性の中から相手を決めろと、無理やりなやり方でお見合いをさせられたものの全然良い相手がいない。父の強引な見合い話にうんざりなスジンは、恋人がいると嘘をつく。すると父はその恋人に会いたいと言う。困ったスジンは秘書のエジャの昔の恋人で売れない映画監督ミョンに、ニセの貴公子(恋人)を見つけてほしいと頼む。

『新貴公子』は、『冬のソナタ』『真実』でこれぞ泣きの女王！という演技を見せてきたチェ・ジウがコミカル路線で挑んだ作品。また『ホテリアー』で副支配人役を演じたキム・スンウが誠実な田舎青年を演じている。