大学路の小さな劇団を訪れた新入団員の中で特に人々の視線を引くヘリ（チョン・ヘヨン）。ソウル大学を卒業してもただ面白そうだという理由で演劇界に足を踏み入れた彼女に対して、人々はそれぞれ誤解や偏見が入り混じった話を交わす。一方、劇団の代表であり演出であるヘヨン（パク・ホサン）は演劇協会を巡る政治、劇団出演料問題などに振り回され、作品に完全に集中できない自身とは異なり純粋な芸術的情熱を表わすヘリの姿にしきりに目が行く。しかし、日増しに彼女を巡る怪しいうわさが手のほどこしようもなく増えると、ヘヨンまで結局彼女の実体に対する疑いに陥ってしまう…。

韓国映画「ペルソナ：怪しい女」は、小さな劇団に入ってきたソウル大学出身の女性に対して日増しに広がる怪しいうわさに翻弄される劇団代表の心の葛藤を描いた作品。

ヘヨンを俳優パク・ホサン、
ヘリを女優チョン・ヘヨン、
ウンジョンを女優パン・ウンヒ、
パク院長を俳優チョン・ヒョンソクが演じる。