記憶の中に残る思い出の70年代田舎の村を探して・・・。暖かく切ない涙がこぼれる珠玉の名作が誕生。
ウィ・ギチョルの原作小説「9歳の人生」は、1991年刊行され、10代から50代まで幅広い読者層から親しまれてきた。2002年MBC-TVの人気番組「びっくりマーク」で紹介されたことがきっかけで、再び話題になり、130万部以上発売されたベストセラーとなった。
<少年少女版冬のソナタ>とも呼ばれるこの作品は、90%が子供たちが演じ主演のキム・ソクとイ・セヨン以外は演技経験のない普通の子供たち。自然に振舞うみずみずしい子供たちの姿に、懐かしい遠い日の自分に再会し純粋な心を取り戻せる気がする、そんな優しく暖かい作品です。
【出演】
キム・ソク、イ・セヨン、チョン・ソンギョン、チ・デハン、キム・ミョンジュ、ナ・アヒョン、パク・ペンリ
【ストーリー】
1970年代の韓国のとある田舎にある町。ここにヨミンという9歳の少年がいる。ヨミンと行動を共にするのはクラスメートのギジョンという少年とグムボグという少女。この日は通学途中に年上の少年との一騎打ちがあったが、ヨミンはあっという間に相手を倒してしまった。そういったことにも浮かれることがない、クールで正義感の強いヨンミだが、学校ではちょっとした問題児で廊下に出されることもしばしばである。
ある日、クラスにアメリカ育ちのソウルからの転校生ウリムがやって来る。この田舎町にはいない、とても清楚な格好をした可愛い転校生はあっという間に話題となり女の子を中心にクラスは支持派と否定派に分裂。グムボクはウリムをいじめる側になる。一方、ヨミンはウリムに初恋ともいえる一目惚れをし、グムボム、ギジョンとの関係もおかしくなっていく・・・。