主演は日本では竹野内豊が演じた弟役に『バリでの出来事』の放送以来、日本でも女性ファンの心をつかんで離さないチョ・インソン。「春の日」に続いて出演した映画『卑劣な街(原題)』では、06年大韓民国映画祭主演男優賞を獲得し、名実ともに演技派の仲間入りを果た。本作では、心に傷をかかえ、愛に苦しむナイーヴな青年を好演。
大沢たかおが演じた兄役にはチ・ジニ。交通事故で記憶障害になり、13歳の少年に戻ってしまうウンソを演じた。13歳、19歳と記憶を取り戻すたびに実年齢に近づいていく難易度の高い演技を見事に演じた。
酒井法子がヒロイン役には90年代に清純さと強さをあわせもつ女優として一世を風靡したコ・ヒョンジュン。不朽の名作『砂時計』から10年。ついに芸能界に復帰した彼女の記念すべき作品となった『春の日』でも変わらずの美しさを披露しています。