オム・テウン、チョ・ヒョンジェ、キム・テヒ、チョン・ジン(神話)、ハン・イェスル
【ストーリー】
伝説の中の存在にすぎないとばかり思われている九尾狐族は、今も人間に紛れて静かに生きている。彼らは人間より頭脳・身体能力がはるかに優れているが、肝臓だけは機能が低く定期的に人間の肝臓を食べなければ生命を維持できないという致命的な弱点を持っていた。
しかし生きている人間の肝臓を食べてはいけないのが九尾狐族の規則。そういう規則を破って不法で臓器密売をしながら生きている人間の肝臓を食べたりする裏切り者を殺すために、九尾狐族の中でも抜群の強さを誇る戦士たちが臓器密売の現場に潜入する。 そこには強盗殺人事件などの凶悪重大事を担当する強力班の刑事ミヌ(チョ・ヒョンジェ)が連鎖殺人事件の捜査で潜伏していた。
九尾狐族の戦士であるシヨン(キム・テヒ)はミヌが自分と同じペンダントを付けているのを見て驚き、殺されたはずの幼なじみ(ヒョンス)を思い出す。どうしてもミヌが幼なじみであるヒョンスと重なってしまい、九尾狐族を目撃した彼を殺すことに何度もためらうのだった・・・。
同じ九尾狐族の戦士であるムヨン(チョン・ジン)はシヨンのことが好きで彼女を守ろうと戦士になったが、ミヌのことで悩むシヨンを見ているのが辛い・・・。だが、ムヨンはミヌを殺すことに失敗したシヨンをかばう。
九尾狐族の戦士の中で唯一変身できる能力を持つチェイ(ハン・イェスル)はシヨンだけを想うムヨンを愛する。音楽とオートバイが好きなラン(パク・ジュンソク)はムヨンだけを見てるチェイを愛する。