ソン・イルグク、チョン・ジニョン、イ・ジョンウォン、オ・ユナ、キム・ジェウク、キム・サンホ、チャン・テソン
キム・ビョンギ、キム・ヘソン
【ストーリー】
朱蒙の死後、息子ユリ王の時代。建国数十年を経た高句麗は団結力を失い、テソの侵略を受け王朝滅亡の危機を迎えた。その時、誕生した一つの命。その名は無恤(ムヒョル)=大武神王(高句麗3代目)だった。ムヒョルは不吉な子と予言され、誕生と同時に死を宣告される。
王権を揺ぎ無いものとするため、王は息子を殺すという残酷な選択を強いられるユリ王。
自身の息子を自分の手で殺すという儀式を行い、荒れた民心を治めるが、実は息子を殺すことが出来ず、長男ヘミョンに子供を捨ててくることを命じる。ユリ王は、死んだものとして生きなければならない赤子に、熱い血と動く心臓がない、という意味の無恤(ムヒュル)と名付けた。ムヒュルは自分が王子の身分だという事をを知らず育てられるのだった。高句麗建国の過程で次々と仲間を増やしていった朱蒙(チュモン)とは対照的な、国を守る為に自分の大切なものの犠牲を強いられ、不屈の意思を持ち続けねばならなかった「孤高の王」の物語。戦争の神として有名なムヒュルだったが、その裏には宿命、愛、葛藤の物語があった・・・。