英祖が逝去し、サンの即位式が目前に迫る。
だが、まだあきらめていないチョン・フギョムたちは、腕の立つ刺客にサンの暗殺を依頼。刺客の男が宮殿の補修をする職人に扮して侵入し、こっそり剣を隠しているところにちょうどサンが通りかかる。サンは不審な男を一旦は捕らえようとするが、足の不自由なおびえた職人のふりをした男を見逃してしまう。
そのころチョン・フギョムたちは、刺客と連絡が取れずにやきもきしていた。
サンは無事に即位式を終えて王になる。だがその夜、皆が安心して警戒が緩んだのをねらい、チョン・フギョムたちが送り込んだ刺客がサンの前に現れる…。
そのころ、サンの計らいで護衛部隊は全員家に帰っていた。たまたま宮中に戻っていたテスは、まだ残っていたホン・グギョンと帰路に着く。そこで警備の兵の少なさを目にしたホン・グギョンは、刺客がこの機会を待っていたことにはたと気づき、すぐにテスを王宮殿に向わせる。
サンは暗躍していた政敵たちをついに捕らえ、次々と罪人たちの処罰を断行。そしていよいよチョン・フギョム、ファワン、ホン・イナン、貞純(チョンスン)大妃(テビ)に対する処罰を言い渡す日が迫る。
ホン・グギョンたちは少し前の大妃の自殺未遂がサンの裁きの妨げになるのではと心配していた。サンの母、恵慶宮(ヘギョングン)の父ホン・ボンハンは、弟ホン・イナンを 簡単に見捨てることができずに助けるための策を講じる。
サンは朝廷の改革に日々精魂を傾けていた。ホン・グギョンはサンの護衛を強化する必要性を強く感じ、王直属の護衛部隊、宿衛所(スギソ)の設立を計画。サンは警備強化の提案には同意するが、ホン・グギョンの人選は気に入らないとはね返す。
サンの正室、孝懿(ヒョイ)王妃は、ソンヨンを側室に迎えようと動き出すが…。テスのおじパク・タルホはマクソンと結婚することに。おじから早くソンヨンと結婚しろと言われたテスは…。