18世紀末から19世紀初頭の李氏朝鮮時代に実在した済州島の女性商人、
キム・マンドク(金萬徳、1739年 - 1812年)の生涯を描いた作品。
正祖14-18年の済州島が厳しい凶作の年、島民が飢えに苦しみ、国からの救護穀物もままならぬ状況の時、人々の為に私財を投じて穀物を購入し、飢えから救ったという伝説をもつ。
キム・マンドクは、貧しく身寄りのない子供たちが集められた養成所で幼少期を過ごし、そこの師匠から
商売の「道」について学ぶ。ある日、マンドクは絹の密売取引の現場を目撃した事で追われる身となってしまい、師匠の故郷である済州島へと独り逃げる。逃げた先の済州島で妓生(キーセン)として生きていくことを決心し、その後、朝鮮時代最高の巨商に成長していく。
【封入特典】 OST(オリジナルサウンドトラック)