【出演】
キム・スンウ、オ・ジホ、キム・ミョンジン、チェ・スヨン(少女時代)
【ストーリー】
韓国で初めて西洋医学と韓医学の協力診察システムを全面的に導入した国立ソハン病院が設立された。開院式当日、病院に向かう途中の神経外科医ドゥヒョン(キム・スンウ)は交通事故で頭部に重傷を負った男性を救出、衆人環視のなか難手術に成功する。一方、山の中で薬草を採取してから病院に駆けつけた韓方医のスンヒョン(オ・ジホ)は、担ぎ込まれた意識不明の子どもの命を救うため、気管挿管をしたことが越権行為とみなされ、いきなりの減給処分を受ける。実はドゥヒョンとスンヒョンは高名な医師の父親をもつ異母兄弟だが、幼少時から互いに葛藤を抱え、10年前のある事件以来、絶縁状態だった。病棟で再会した二人は、治療方針の違いからさっそくいがみ合い、もともと医療に対する考え方が根本的に違う西洋医学チームと韓医学チームは、協力どころかことあるごとに対立を深めていく。
そんななか、漢方医を父にもつドゥヒョンの弟子ヘイン(キム・ミョンジン)は、最悪の出会から衝突ばかりしていたスンヒョンが、鍼一つで患者の病状を劇的に改善していく様子に目を見張るのだった。そんなとき、ドイツに音楽留学していたヴィオラ奏者のウィジン(チェ・スヨン)が帰国。高校時代からスンヒョンを一途に愛するウィジンは、スンヒョンの家に居候を決め込むが、スンヒョンはウィジンを妹のようにしか見ない。やがてスンヒョンの温かさに惹かれていくヘイン。ヘインを厳しく指導しながら実は憎からず思っていたドゥヒョンは嫉妬を押し隠す。そして、ドゥヒョンとの再会によって愛する人を失った過去の悲しみを呼び覚まされるスンヒョン。複雑に絡み合う4人の愛の行方は?西洋医学と韓医学が理解しあう日はくるのだろうか?