俳優・黒崎煌代(くろさき・こうだい/20)が2023年度後期連続テレビ小説「ブギウギ」に主人公・趣里が演じる花田鈴子の弟・花田六郎(はなだ・ろくろう)役で出演することが決定した。
黒崎は今作で俳優デビューとなり、今回の大抜擢に対して「花田六郎を演じられることを光栄に思います。そうそうたる方々に囲まれながら朝ドラに関わらせていただくというのは、幸せ極まりない一方、身の引き締まり方が極限に達しそうです」と喜びと緊張を明かしている。黒崎が演じる六郎は鈴子の3歳年下の弟。ちょっとぼーっとしたところがあるマイペースな性格で拾ってきた亀をペットにしていて、いつも一緒にいます。そんな六郎に演じるにあたり「六郎として愛と笑いに溢れる温かい家族の一員になれることに深く感謝し、皆様とワクワクを共有できるよう努めてまいります!よろしくお願いいたします!」と意気込みをコメント。
黒崎の起用にあたって制作統括・福岡利武さんは「鈴子の弟はオーディションで決定しました。300人以上の方に参加いただいた中で、黒崎煌代さんの持つピュアな雰囲気に引かれました。マイペースだけど優しい鈴子の弟になると思います」とコメントしている。
<コメント>
花田六郎を演じられることを光栄に思います。そうそうたる方々に囲まれながら朝ドラに関わらせていただくというのは、幸せ極まりない一方、身の引き締まり方が極限に達しそうです。
六郎は動物が大好きで、ピュアで真っ直ぐな心を持つヒロインの弟です。
六郎として愛と笑いに溢れる温かい家族の一員になれることに深く感謝し、皆様とワクワクを共有できるよう努めてまいります!よろしくお願いいたします!
【ものがたり】
大正の終わりごろ、大阪の下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫(てんしんらんまん)な女の子。小学校を卒業した鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。必死に稽古にはげんだ鈴子は、メキメキと成長、抜群の歌唱力で頭角を現していく。
昭和13年、鈴子は上京。そこで、人気作曲家と出会い、大きく運命が変わります。鈴子は、作曲家の指導を受け、スウィングの女王と呼ばれ人気歌手になっていく。
しかし、戦争が始まると、鈴子が置かれた状況は一変。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、鈴子の舞台での歌や踊りが厳しく制限されてしまう。さらに、鈴子の弟は出征。また、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまう。
不幸が重なり悩んでいた鈴子の前に、ある青年が現れる。ふたりは恋に落ち、やがて結婚を誓いあうまでに。しかし、青年の家族は大反対、結婚はなかなか実現しない。やがて戦争が終わり、鈴子は青年の子を身ごもります。ところが、青年は病にかかってしまう。会えない日々が続き、そして、臨月の鈴子のもとに届いたのは青年の訃報だった。 死に目に会えず、結婚もできないままの別れ。数日後、鈴子はひとりで娘を出産した。
鈴子は、ひとりで娘を育てながら舞台で歌う。そんな中、生まれたのが「東京ブギウギ」だ。明るく、飾らず、全身で歌う、鈴子の真骨頂。戦後の傷ついた日本に、その歌声が響き渡る。鈴子の歌声に合わせて、笑顔で歌い踊る人たちが日本中にあふれていった。鈴子は“ブギの女王”と呼ばれるようになり、大スター歌手への階段を駆け上がっていく。
◆2023年度後期 連続テレビ小説 第109作『ブギウギ』
【黒崎煌代プロフィール】
2002年生まれ、兵庫県出身。
2022年に開催された役者特化のオーディションである“レプロエンタテインメント30周年企画「主役オーディション」”に応募し、芸能活動や芝居経験が全くないながらも5ヶ月間に及ぶ選考過程の中で個性豊かなキャラクターと芝居力を発揮し、約5,000人の中から見事合格して芸能界入り。今回の朝ドラ出演が俳優デビュー作となる。
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