「BTS(防弾少年団)」ジミンがアメリカのビルボードチャート「ホット100」で1位にランクし、韓国の歌謡史を新たに書き替えた中、ファンがビルボードの「ルール変更」に大きく反発しています。
ジミンの「Like Crazy」が4月8日、メインシングルチャート「ホット100」で1位を獲得しました。これは65年のビルボード歴史上、韓国ソロアーティスト初で唯一の記録です。

ジミンの「Like Crazy」は歴代1位を獲得した1148曲のうちデビュー初週に1位にランクした66曲目になりました。デビュー初週の1位は6%未満といえるほどに達成が難しい大記録です。
ジミンが初週にダウンロードとCDシングルで合計25万4000枚を販売し、1000万ストリーミングとラジオリスナー6万4000を記録しました。ファンクラブ「ARMY」がジミンの1位のためにどれほど努力したのかがうかがえる部分です。
ジミンは4月11日に発表された4月15日付のビルボード「ホット100」チャートでは45位を記録しました。


全世界のARMYは「Like Crazy」のこのような順位の下落がビルボードの「ルール変更」だと主張して怒りを表しています。
ファンは「ビルボードがジミンが1位をした次の週に突然集計方式のルールを変えた」と主張しました。
ファンによると、米国内のビルボード予測サイトは、すべてジミンの「Like Crazy」が今週無理なく10位圏に進入すると見ていました。

ファンは「予測サイトが集計予測した販売量の90%がビルボードで認められず、ただ10%だけが認められた」と主張しました。ジミンの場合、現地のラジオ放送で不利な点を考慮してファンは音源購入でジミンをサポートしました。ファンはこのために1週間ずっと音源購入をして努力しましたが、突然「ルール」を変更してファンの努力を水の泡にしたということになります。
ビルボードは、電子メールのアカウントごとに1回の購入のみを認めます。ファンは友人や家族、各種ソーシャルメディアでジミンに対する応援と支持を訴えましたが、ビルボードが事前の告知なしに突然ルールを変更したと主張しています。

ファンは「ビルボードは必ず『BTS』が1位になるたびに順位の集計ルールを変えた」とし、「ジミンが1位になるとまたルールを変えたビルボードの対応が理解できない」と苦しさを見せました。
一方、ジミンの「Like Crazy」はイギリスのオフィシャルダウンロードチャートで先週に続き2週連続1位にランクし、韓国ソロ歌手最長1位を記録するなど全世界で突風を巻き起こしています。