俳優の蕨野友也が21日、インスタグラムとツイッターで昨年結婚していたことを発表した。

直筆のメッセージで、《この度、長年お付き合いをしていた一般女性の方と昨年結婚致しましたことをご報告いたします》と発表。報告が遅れたことについては、《世界中が大変だった時期に個人的な事をお伝えする事を控え》と説明し、このほど主演ドラマが決定したタイミングで発表に至ったという。

お相手の女性について詳細は明かさなかったが、《彼女は薩摩おごじょのように優しく、たくましい存在で、どんな時も私を支えてくれました》と紹介。

そのうえで、《彼女への感謝、親への尊敬、故郷への心を忘れず、ひとつひとつの瞬間を心に刻み、歩んでいきたいと思います」と決意も新たに。「突然のご報告になりましたが、今後も温かく見守っていただけると幸いです》とした。

宮崎県生まれの蕨野は、2006年に本名の蕨野睦弘名義で俳優デビューし、その後改名。2008年に放送された日本テレビ系ドラマ「252 生存者あり episode.ZERO」に出演した際、当時事務所の先輩であった伊藤英明から誘われてハワイで10日間軍隊式トレーニングをして体を鍛えた。そして、2010年4月にTBS系で放送された恒例の特番「オールスター感謝祭」の名物企画「赤坂5丁目ミニマラソン」で初出場ながら優勝を果たし一躍その名を世に知らしめた。

14年10月から15年9月までテレビ朝日系の「仮面ライダードライブ」で敵幹部・ハート役でレギュラー出演。放送終了後の16年11月発売のVシネマ「仮面ライダーハート」で主役として出演した。

「7月からテレビ東京系で放送される『ウルトラマンブレーザー』に主演。芸能界では数少ない『ライダー』シリーズと『ウルトラマン』シリーズに出演する俳優となった。187センチの長身で運動神経抜群というなかなかいない逸材」(テレビ局関係者)

結婚発表を機に俳優としての飛躍が期待される。