新しいソウル市のスローガンは、「Seoul, my soul(ソウル、マイソウル・私の魂を満たすことができる都市ソウル)」に決定しました。ソウル市は、「来る29日に開催予定の『2023漢江イルミネーションショー(ドローンライトショー)』で新しいスローガンを発表する」と28日に明らかにしました。
従来のソウル市ブランドであった「I·SEOUL·U」は、「私(I)とあなた(U)の間にソウル(SEOUL)を置いて、市民関係が中心でソウルがあることを意味しています。しかし、「文法的に正しくない」とか、「意味が曖昧だ」といった指摘を受けていました。実際、昨年、ソウル市が市民1,000人とソウル訪問外国人200人を対象に調査した結果、外国人の72%が「ソウルブランドを知らない」と答えました。
ソウルのスローガンは、ドローンとともに初めて登場します。
これに伴い、ソウル市は昨年8月に新しいブランド開発に着手しました。新しいブランドを開発するため、ソウル市は昨年12月28日から3月16日まで、市民の好みを調査しました。39万7721人が参加した第1回の好み調査では、「Seoul, my soul」が37.3%の支持率で1位になり、「Seoul for you」が34.9%で2位でした。
1位と2位の候補を対象に26万513人が最終投票を行った結果、投票者の63.1%が「Seoul, my soul」を選び、Seoul for you(あなたを満たすすべてが準備されたソウル・36.9%)を抑えました。
ソウル市は最終的に1位に輝いた「Seoul, my soul」をスローガンとして確定し、その後、デザイン作業を経て最終的なブランドを発表する予定です。
新しく選定されたソウル市のスローガンについて、イ・ジョンミン国民大学広告宣伝学科教授は、「'ソウル'と 'ソウル'という単語が韻を踏んでいて直感的に内外国人の注目を集めることができる一方で、弱者や共に行動することなどの社会的な価値や温かさを追求する人文主義を憧れるソウル市民の価値観を表しているスローガン」と分析しました。
ソウル市は確定したスローガンを市民に知らせるため、29日に開催される2023ドローンライトショーのフィナーレでSeoul, my soulを飾ります。来月6日まで、夜8時から10分間の4回のドローンライトショーが、ソウル市城東区トゥクソムハンガン公園水辺ステージで開催されます。
