昨年は非芸能人出演者たちを抱えた恋愛エンターテインメントが主流の流れを形成した後、今年は再び海外へ旅行するエンターテインメントが放送され、どこを見ても出てくる程になっている。コロナ19の感染拡大前に活発的に制作された旅行エンターテインメントがパンデミックに打ち勝つために、再び雑多に制作されている傾向がある。
以前と同様に、海外で「旅行」に集中するのではなく、韓国料理ビジネスやキャンプ、ワーキングホリデーなどの新しいチャレンジを行うフォーマットに拡大されたが、すべてが似たような時期に編成され、似たような海外の景色が繰り返されるため、視聴者の立場からは明確な差別化が困難になっている。
差別化を持つ旅行エンターテインメントもあるが、類似したフォーマットの過度な繰り返しによる視聴者の急増する疲労度は依然として考慮されていない。
これに関連して、ある放送関係者は、「類似したフォーマットのプログラムが過剰に制作されている側面がある」とし、「過去の育児エンターテインメントやオーディションエンターテインメントから昨年の恋愛エンターテインメントブームまで一斉に出ていた時と同様に、依然として問題意識なく主流に乗っかる流れが変わらないことも問題」と指摘した。また、「これを受け入れる受入者(視聴者)側面からの制作が実現される必要がある」と述べた。
