2日深夜放送の『爆笑問題カーボー』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が文学賞はいらない、直木賞はクソだという場面があった。

番組では、『SAYONARAシティボーイズ』(文化放送)で、きたろうが太田の新作小説である『笑って人類!』と村上春樹氏の新作長編小説『街とその不確かな壁』をレビューしていた話に関して太田が触れた。

その際、きたろうは、なんとかして『笑って人類!』を持ち上げようと、『街とその不確かな壁』よりも同作に有利な要素を中心に話していたそうで、同じく番組パーソナリティである大竹まことからはツッコミを受けていたようだ。

太田は「ああいうの嬉しいな。とにかくスルーされるから」と贔屓目にレビューどころか、そもそも自著への扱が少ないと言及し、「ま~たスルーだよ、たぶんな。誰もなんにも言わないもんね。文学界もたぶんスルーするつもりなんだろうけど」と不満を語った。

さらに太田は「いらねえからね! 俺別に、文学賞とか」と言うと、田中裕二からは「いらねぇからねって言ってる割には毎回言ってるじゃない(笑)」とツッコミが入る。「なにが?」と不満気に返す太田に田中は「直木賞だ、なんだいろんな賞の候補に」と言及すると、太田は「だからふざけんな! クソだろうが直木賞は!! クソなんだよ。くっだらねえあんなもん‥」と声を荒げ笑いを誘ったのだった。