韓国の人気俳優、マ・ドンソクが主演を務める韓国のクライムアクションシリーズ最新作「犯罪都市3(原題)」(イ・サンヨン監督、31日に韓国公開)の製作報告会見が8日、ソウル市内で行われ、ドンソクらとともにタレント・優香の夫で俳優の青木崇高が出席したことを、一部メディアが報じた。

累計観客動員数688万人と大ヒットした「犯罪都市」(2017年)、コロナ禍でも累計観客動員数1269万人を記録した第2弾「犯罪都市 THE ROUNDUP」(2022年)と、韓国では多くの映画ファンから愛されているクライムアクションシリーズの最新作で、前作から7年後が描かれる。

ソウル広域捜査隊に移動した刑事のマ・ソクド(ドンソク)は、新たな同僚と共に殺人事件を捜査。新種麻薬事件が絡んでいることを突き止めるが、青木は、麻薬を流通させる日本の組織の構成員役を演じる。

青木にとって初めての韓国映画出演。撮影現場の印象を、「監督やスタッフの皆さんが温かく迎えてくださったんです。何よりも目の前に本物のマ・ドンソク兄貴がいて感動したのですが、マ・ドンソク兄貴は『ムネ、なにかあったらいつでも言ってくれ』と話しかけてくださって優しかったですね」と話したという。

「ドンソクは韓国では大スターでその作品は大いに注目を集めている。その作品で青木が好演を見せれば、今後、韓国の作品からのオファーも増えるのでは。青木にとって大きなチャンスとなった」(芸能記者)

大阪生まれの青木は2000年に俳優デビュー。以後、「龍馬伝」、「鎌倉殿の13人」など4本のNHK大河ドラマ、映画「るろうに剣心」シリーズなど数々の映像作品に出演し俳優としてのキャリアを重ねている。

プライベートでは半年の交際期間を経て優香の36歳の誕生日にあたる2016年6月27日に結婚し、20年4月に第1子が誕生している。