12日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)でタレントの伊集院光が、ゲーム『ファイナルファンタジーXVI(FF16)』の体験版をプレイして、凄いと思ったことについて語った。

番組では、最近よくなったと思ったことに話していた。伊集院は「当たり前のことだから言うまでもないんだけどさ、『FF16の体験版が出ますよ』みたいなときにさ、最初の方をちゃんと丸々やらせてくれてさ。そこでこう得たレベルを、もう製品版で使えますっていうか。なんか凄いよね」と話した。

さらに伊集院は「要は、なんかフェアだなと思うんだよね」と話し、「昔は、下手すりゃ動いてる、新しいソフトの動いてる姿を一度も見ないまま買うから。一度も見ないまま、『面白そうだ』っていう、その記事や風の噂で買っていくから‥パンフレットで買ってくから。もう、箸にも棒にも引っかからないようなゲームを買わされてたけど」と家庭用ゲームが出始めた頃について回想する。

体験版をダウンロードするということが、そもそも過去と全然違うということで伊集院は「その方式って、フェアじゃん。最初の一面はやっていいわけじゃん。最初の一面はやって良くて、気に入った人はちゃんとお金払って全部買ってくださいね、みたいな」と話し、「ダウンロードとかもよくできてるからさ、体験版やって、その最初の内のところをやった上に、追加でお金払うと、その製品が出たときに、ほぼほぼダウンロードは終わってて、その製品の解禁と同時に、ラスト1パーツだけが来るから、もう発売と同時にゲームできる、みたいな」とゲームを始めるまでの時間も短縮されたと持論を語った。

また、ネットが発展していなかった時代の体験版についても伊集院は「別に興味のないゲームを買うと、半年先に出るこのゲームの体験版付いてるからって言うんで。『じゃあ、あの体験版やりたいから買う‥』ってあったよね!?」と抱き合わせ販売されていたと話したのだった。