美容整形がカジュアルになる一方でトラブルも？“美容男子”EXIT・りんたろー。が告白

2023/06/25 09:26 コメント

新しい未来のテレビ「ABEMA（アベマ）」は、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より生放送している。

2023年6月22日（木）夜9時からの放送では、広がりを見せる美容整形の“その後”にフォーカス。美容医療が普及する一方で、後遺症を訴える人も増加していることを伝えた。
美容後遺症の診療医の朝日林太郎さんは「2020年と比べて、後遺症の相談に来る人は4倍になっている。本来は手術を受けたクリニックに相談すべきだが、『自分が納得して受けたんだから』と負い目のようなものを感じてしまい、受診しづらい背景がある」と実状を明かした上で、「自分が受ける美容整形手術のメリットとデメリットをしっかり吟味することが大事」と強調した。また、ゲストで登場した、顔の整形を4度施しているYouTuberのらびちゃんは「可愛くなりたい一心でやっている。“流行りの顔”を目指していたら、4周目の顔になっていた」とした上で、自身が抱える後遺症については「目が閉じにくくなり、ドライアイになって乱視が悪化したり、顔の骨を5度削っているので、寒い日はそこが痛んだりする。それでも、このことは一切クリニックに言っていない。手術をするにあたって同意書にサインしているので、その通りリスクが生じたら仕方ないと思っている」と明かした。

番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「僕が美容にハマり出した頃は、周りから『カッコよくなったね』と褒められたり、自分でも『ここが良くなったな』と思ったりすると、とにかくいろんなものを取り入れたくなった“飛びつき期”があった。美容雑誌の連載が始まり、そこを通じて正しい知識をたくさん教えてもらうことで、取捨選択できるようになった」と振り返った上で、「リスクを知ることをないがしろにしてしまってはならない。間違いなく体に負担がかかることをしているので、リスクを自分の口から他人に説明できるくらい理解しておかないといけないと思う」とコメント。さらに、「僕がいろんなクリニックを見て感じたのは、価格が安すぎるのには必ず理由があるということ。美容整形がカジュアルなものになり、学生で手術を受ける人もいる。その中には価格の安さでクリニックを選んでしまう子もいると思うが、一度立ち止まってほしい」と呼びかけた。朝日さんも「適正価格を見極めることは大事。それを提示しているクリニックを選んでほしいと思っている」と、りんたろー。の言葉に同調した。

また、美容整形の広がりについて、兼近大樹は「『人は見た目じゃない』と綺麗事が叫ばれているけど、結局は見た目が良いとされる人がもてはやされているのを目の当たりにしてしまう。この二枚舌な現実も要因の1つなのではないか」と問題提起をした上で、「リスクを知った上でも、『綺麗になりたい』と思うのであれば、それは誰にも止める権利はないし、周りがとやかく言うことじゃない。良くなったら『綺麗になったね』とちゃんと認めてあげるべきだと思う」とコメント。りんたろー。は「ここ数年で“加工アプリ”を使うことが当たり前になって、綺麗になった自分の姿を見て楽しめるようになった。一方で、その姿と本来の自分とのギャップが生じてしまい、それを埋めたくなる人が増えたのではないか」と推測した。

さらに、美容整形の低年齢化に話が及ぶと、朝日さんは「周りの声に流されてしまう年代では早い。自分で考えて結論を出せることと、リスクを正しく理解できることは手術を受ける上で絶対条件。10代の学生に美容整形を勧める風潮は違和感しかない」と断言。らびちゃんも「自分の趣味や好みが揺れ動く可能性があるうちは、手術を受けてはいけないと思っている。私は18歳でも早いぐらいだと考える」と話した。

■披露宴を終えたばかりのりんたろー。が力説「結婚式には“ガヤ”で芸人を呼んで！」
また、番組の冒頭では、りんたろー。が結婚披露宴を開いたことを報告。りんたろー。は「皆さまのおかげで、終始笑いっぱなしの楽しい結婚披露宴ができました」と満面の笑みを浮かべると、「『結婚式はスベりやすい』とよく言われるけど、芸人が出席してるとガヤで『ここでみんな笑うんだよ』って教えてくれるので、絶対にスベらない空間が作れる。芸人を余興で呼ぶのではなく、ガヤで呼ぶことをマジでオススメします！」と熱弁。兼近も「めっちゃ盛り上がった！欲しいタイミングでツッコミも入ってた」と振り返った。