⽶国アカデミー賞公認、アジア最⼤級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF&ASIA)2023」が、2023年6⽉26⽇(⽉)にアワードセレモニーを明治神宮会館で開催した。本セレモニーは⽇本の映画祭では最多となる計5作品が翌年のアカデミー賞にノミネートされる、ライブアクション部⾨(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパン)およびノンフィクション部⾨、アニメーション部⾨の優秀賞の発表・授与を始め、スマートフォン映画作品部⾨supported by Sonyʼs Xperia 、ホッピーハッピーアワードの優秀賞の発表、講談社シネマクリエイターズラボの受賞発表を⾏った。他にも海外からも注⽬を浴びる「東京」の魅⼒を発信するTOKYO プロジェクトや、シネマファイターズプロジェクトの軌跡などの盛りだくさんな内容と、セレモニーに華を添える様々なゲストが登壇した。

■最⾼賞「ジョージ・ルーカス アワード」は吉⽥和泉監督の『希望のかけ橋』が受賞!

本映画祭の最⾼賞である「ジョージ・ルーカス アワード」は吉⽥和泉監督の『希望のかけ橋』の受賞が発表された。グランプリとなったアニメーション部⾨の優秀賞とライブアクション部⾨(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパン)、ノンフィクション部⾨の5部⾨の優秀賞が、次年度の⽶国アカデミー賞短編部⾨にノミネート選考対象作品となる。グランプリ発表を経て、吉⽥監督は「何が起こったのか。この作品は、⻑年⾃分の夢であり、今回実現して感動で震えています。この作品に関わってくれたスタッフ、家族の皆にも感謝の気持ちで⼀杯です」と、涙声で受賞の喜びを噛みしめた。

■セレモニーに華をそえる様々な分野の豪華ゲストが登壇!

本映画祭代表の別所哲也と映画祭アンバサダーのLiLiCoによるオープニング挨拶からセレモニーがスタート。別所は、コロナ禍が明け、今年はさまざまな国と地域から監督や作品関係者61名が参加していることに触れ、嬉しそうに敬意を表した。MCとして⻘⽊源太、望⽉理恵が登場し、会を進⾏。セレモニー中の壇上には、Cinematic Tokyo(シネマティックトーキョー)部⾨で、主催者の⼩池百合⼦東京都知事が登場。
ライブアクション部⾨の審査員としては、萩原聖⼈、坂井真紀、MEGUMI、スマートフォン映画作品部⾨ supported by Sonyʼs Xperia部⾨の審査員には内⽥也哉⼦、アニメーション部⾨の審査員には稲葉友が登壇。「シネマファイターズプロジェクト」では、EXILE HIROと別所が始動した2017年からの軌跡を振り返りながらトークした。第⼆回ホッピーハッピーアワード受賞作品の監督、道上寿⼈監督が制作した『The Izakaya Dialogue』の完成発表には、出演した村⾬⾠政、鳴海唯、神保悟志が登場。東京都と映画祭が⽴ち上げた「サステナブル・リカバリー プロジェクト」で⽣まれた初めてのショートフィルム『妻の電池切れ』より、主演の⾅⽥あさ美ら、様々な分野の⽅々にゲストとして出席した。


【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023 アワードセレモニー 受賞発表作品】

ジョージ・ルーカス アワード(グランプリ)
吉⽥和泉『希望のかけ橋』(The Bridge)

ライブアクション部⾨ インターナショナル 優秀賞
マニュエル・オモンテ
『テルエルの彼⽅へ』(Beyond Teruel)

ライブアクション部⾨ アジア インターナショナル
マニッシュ・サイニ
『スカベンジャー 』(Giddh (The Scavenger))

ライブアクション部⾨ ジャパン
浜崎慎治
『半透明なふたり』(Seen)

ノンフィクション部⾨ 優秀賞
ジェニファー・レインズフォード
『宇宙⾶⾏⼠の⼼』(Heart of an Astronaut)

アニメーション部⾨ 優秀賞
吉⽥和泉
『希望のかけ橋』(The Bridge)

スマートフォン映画作品部⾨
supported by Sonyʼs Xperia 優秀賞
齋藤汐⾥
『たゆたい』(Floating in between)

HOPPY HAPPY AWARD
上條⼤輔
『私たちは他⼈です』(Perfect Strangers)

講談社シネマクリエイターズラボ 優秀賞
Max Blustin
『Sage』/瀬名亮『美⾷家あさちゃん』
マウリシオ・オサキ『A Dream for My Son』/喜安浩平『私を描いて』
※特別賞 崎村宙央『WARMTH IN THE MUD』