歌手のGACKTが28日、自身の公式ツイッターで、女優の二階堂ふみとダブル主演を務める映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」についてコメントを寄せた。

漫画家・魔夜峰央氏のギャグ漫画の実写化で、二階堂とGACKTのダブル主演で2019年に公開され、空前の〝埼玉ブーム〟を巻き起こし、興行収入37.6億円を記録した大ヒット映画「翔んで埼玉」の続編。

21年夏にGACKTと二階堂による続編制作が発表され、撮影も進められていたが、GACKTの体調不良による活動休止で撮影が延期。22年5月にGACKTが活動再開し、同10月に撮影も再開。あわせて今年の公開が発表されていた。

同日、GACKTの秘書のアカウントでは、同作のタイトルが「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」に決定したことと、そして、公開日が11月23日になったことが告知されていた。



GACKTはこの投稿を引用リツイートし、《続編か…。二度とやるまいと心に決めていたのに。ちくしょ!》とコメントを寄せていた。

「二階堂ら共演者のスケジュールを抑えるのが大変だったので、お蔵入りの可能性も浮上していたが、GACKTが製作サイドに必ず現場に戻ることを宣言。結果、続編が完成し公開にこぎ着けることになった。前作ではあまりGACKTがPR活動で稼働しなかったが、思い入れの深い作品となったと思われるので、今回はPRに最大限稼働するのでは」(芸能記者)

前作では隠れ埼玉県人の麻実麗(GACKT)と、同県を見下していた壇ノ浦百美(二階堂)が埼玉県人の自由を求めて戦う姿が描かれたが、続編では舞台が関西まで〝翔ぶ〟ことが判明。東西でのディスり対決へと発展する。

GACKTは各メディアに対して、「壮絶な東西対決の行方は皆さんの予想を裏切り、期待には大いに応えられる作品になっていると思います」とアピール。「前作からのスケールアップ、飛翔したストーリー、そして関西ならではの感情のキャッチボールをぜひお楽しみください」と呼び掛けている。