「BTS」、10年の叙事詩が盛り込まれた曲が全世界のチャートで1位に

2023/12/26 23:46 コメント

グローバルグループ「BTS（防弾少年団）」の10年の叙事を盛り込んだ曲が、全世界のチャートで逆走中です。全メンバーが兵役履行のために入隊した現在、このような記録を作っているということ自体がグローバル音楽市場で起こった異例な現象です。
25日、所属事務所Big Hit Musicによると、「BTS」の10年前の曲が全世界のiTunes「トップソング」1位に続々とランクインし、YouTubeに公開されたミュージックビデオの視聴数は前月比20％以上が急増して2億ビューを達成しました。

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2017年に発売された「WINGS外伝：YOU NEVER WALK ALONE」のタイトル曲「Spring Day」、2018年に発売された3rdフルアルバム「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」の収録曲「Outro：Tear」、2013年に公開された「BTS」のデビュー曲「No More Dream」が全世界のiTunes「トップソング」チャート（2023年12月13日～15日）で順番に1位にランクしました。この3曲すべてがアメリカのビルボード「デジタルソングセールス」チャートにも初めてランクインしました。
これらの曲がチャートインしたのは、全世界のARMY（ファン）の念願だ。7人のメンバーがすべて入隊した状況で、「BTS」を待ちわびるARMYの切実で切ない心がひとつに集まったのです。2022年6月に発売されたアンソロジーアルバム「Proof」のタイトル曲「Year To Come」のミュージックビデオは19日、YouTubeで視聴数2億回を超えました。

現在、全世界のチャートにランクした「BTS」の歌は、彼らの10年の叙事詩を盛り込んでいるという点でより特別です。
「No More Dream」は「BTS」のデビュー曲という点で、メンバーとARMY共に誕生に等しい深い意味がある。「Spring Day」と「Outro：Tear」は懐かしさをテーマにした曲で、タイトル、歌詞、メロディーなどが「BTS」を待っている全世界のファンの情緒と触れ合っています。

特に「Outro：Tear」はRM、SUGA、J-HOPEが一緒に完成させた歌で、チームが苦しい時期を過ごしているときに作られました。9月にSUGAが行うトークショー形式のコンテンツ「シュチタ（SUCHWITA）」にVが出演した当時、SUGAはこの曲について「メンバーにしたい話だった」と説明しました。
「同じ場所に向かって歩いたが、ここが僕たちの最後になる」、「永遠を固いり合った僕たちだったが、容赦なくお互いをぶち壊す」、「同じ夢を見たと思ったが、その夢がついに夢になった」などの歌詞は、当時の「BTS」の心境を代弁している。逆境を乗り越えて今の「BTS」になるまで、彼らが注いだ努力の価値を再び振り返りながら新たなスタートを応援するファンの心が伝わってきます。

「Yet To Come」は「BTS」が歩んできた音楽の旅を振り返ると同時に、燦爛と輝く未来を約束する歌です。何より、この曲のミュージックビデオは「JUST ONE DAY」「Boy In Luv」「RUN」「Intro：花様年華」「血、汗、涙」「Spring Day」「FAKE LOVE」「No More Dream」など、「BTS」の以前のミュージックビデオからインスピレーションを得て完成した。過去を振り返るのにとどまるのではなく、新しい出発を予告するという点が現在の状況とぴったりです。