ホン・サンス映画監督の新作「夜の海岸で一人」が等級審査の結果、青少年観覧不可判定を受けました。

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映像物等級委員会は2月22日、「夜の海岸で一人」は、青少年の観覧に不適切な映画だと判断を下しました。“有害”とされるポイントになったのは、この作品が男女の不倫を描いたストーリーであるためです。また、喫煙シーンがたびたび登場することや、酒を飲みながら性的な表現をするシーンがある点も指摘されました。これまでもホン・サンス監督は多くの作品で青少年観覧不可判定を受けてきました。

また、主演をつとめる女優キム・ミニは「夜の海岸で一人」で、第67回ベルリン国際映画祭にて女優主演賞を受賞しました。劇中、妻帯者である男性との愛に溺れる女優ヨンヒを演じています。

しかし、ネチズンからの反応には冷え切ったものがありました。実際にホン・サンス監督とキム・ミニは不倫関係にあり、不倫をしている女優が不倫ものの映画に出ただけだという厳しい意見が上がっています。