韓国の定食やさんや焼き肉やさんでよく見かける「옛날도시락(イェンナルトシラッ・昔のお弁当)」。一体なにかわからず注文できずにいた方もいらっしゃるのではないでしょうか?焼き肉店の場合、コンギパッ(白ご飯)や冷麺、ピビンパなどといったサイドメニューに分類されるこの「トシラッ」は、名前の通り、その昔、一般的に食べられていたお弁当のことです。

四角いブリキのお弁当箱に、ご飯、キムチ、のり、目玉焼きなどが入ったシンプルなもの。お店によっては、煮豆やジャコなどが入ったものもあります。家庭によって味が異なるように、お店でもそうです。お弁当箱ごと上下左右に降り、まぜ合わせて食べるものなので、あらかじめおかず類がご飯にサンドされているというお店もあります。

さっそくやってみました。

こちらは、おかず類がご飯の上に乗っているタイプです。とある焼き肉店にて、2,000ウォン。

フタをしめて、しっかり押さえながら、上下左右にふりふりー!!!!


・・・だいたい予想はできていましたが、中身が片方に寄っただけでした。

結局、ピビンパのようにスプーンでまぜ合わせて食べることにしました。(見た目はちょっとアレですが・・・)均等にまざり合うと美味しい!すごく美味しいというよりも、昔ながらの素朴な感じ。食欲がない時はこれだけでいいかも。


ぜひ、韓国で「イェンナルトシラッ」を見つけたら、こんな風に食べてみてくださいね!