パク・ユチョン

歌手・俳優として韓国内外で活動するPARK YUCHUN(パク・ユチョン)が20日、都内で日本デビュー会見に臨んだ。

【動画】一人で会見に臨むパク・ユチョン

12月に日本オリジナル楽曲を含むミニアルバムの発売、そして東京、大阪、福岡を回るZeppツアーが決まった。

ミニアルバムは5、6曲の予定で全て日本語での歌唱となるという。「新しい自分が見せられたら」と意気込んだ。

日本での活動は20年近くなる。こうして再び日本でソロデビューすることが決まり感無量の様子で「日本のファンの皆さんの事を考えると、なんでもあげたくなる」と溢れる愛情に、司会者が思わず「太っ腹なユチョンさんです!」と返すと、笑むユチョンだった。

◆パク・ユチョン(PARK YUCHUN)

韓国の男性歌手、俳優小学6年生からデビュー前までコリア・タウンのあるバージニア州フェアファックス郡シャンティリーで暮らす。現地では北バージニア韓人会に所属。子供の頃から歌手になるのが夢で、慣れない土地での孤独感などからピアノと音楽に没頭していた。2001年、バージニア州で開催された歌唱コンテストで優勝。2003年5月にフェアファックス郡スプリングフィールドのワールド・オブ・ライフ教会で開催された「第1回KBN-TV青少年歌謡祭」で特別賞を受賞。同年オーディションを受けるため自ら渡航費を用意し、単身帰国。帰国後はSMエンタテインメントに所属。また、帰国前に在米コリアン系芸能事務所「ブラザーズ・エンターテイメント」に所属している。米国での経験があるため、韓国での練習生期間は1年5ヶ月と短期間であった。2004年に5人組アイドルグループ東方神起のメンバーとしてシングル『HUG』でデビューし、2005年4月にシングル『Stay With Me Tonight』で日本デビューを果たした。東方神起ではミドルローパートとラップを担当。韓国では「ミッキー・ユチョン」(믹키유천)という芸名を使用していたが、日本では「ユチョン」と表記していた。「ミッキー」は、もともとアメリカ在住の際に使っていたミドルネームである。漢字の芸名は「秘奇有天」であり、「(歌謡界の)秘密兵器」や「神奇」(中国語で神秘的を意味する)の意味が込められている。2004年に米国永住権を放棄して韓国国籍を取得した。