しかし、その中にも目立つ共通点があります。 それは、その多くが韓国内ではなく海外で開催されているという点です。放送局が主催する年末の歌謡祭はもちろん、長い間韓国内で開催されていたK-POP授賞式も次々と海外開催に目を向け、いつの間にか韓国内で開催される授賞式を見かけることが難しくなりました。
このような状況で、韓国内の音楽ファンの不満の声は数年前から続いています。 K-POPがグローバル市場で規模を拡大し、多くの韓国のアーティストが海外で大活躍しているのは事実だが、一年を締めくくる意味を持つ年末の授賞式が相次いで海外で開催されるようになり、K-POPの根幹にある韓国内のファンは外国に行かない限りイベントを一緒に楽しむことができなくなったことに対する不満です。 実際、韓国のファンたちが近くは日本、遠くはインドネシア、タイなどで開催される授賞式を直接観覧するためには、安価ではない航空料と宿泊費、現地チケット購入費まで負担して海外に出なければならない実情です。
しかし、韓国内のK-POPファンの不満にもかかわらず、ことしもかなりの数のK-POP授賞式が韓国ではなく海外開催を選びました。 果たして、K-POP授賞式が続々と海外に目を向ける理由は何でしょうか。
最も大きな理由は、年末の授賞式が主催会社の収益に直結するイベントという点にあるというのが業界の声です。 あるK-POP授賞式主催側の関係者は「結局、最も大きな問題はお金だ」とし、「授賞式を開催するためには一定水準の投資を受けなければならないが、海外で授賞式を開催する場合、誘致可能な投資金の規模が韓国内とは比較できないくらいのレベルだ」と、話しました。
一般的に該当投資金は、授賞式開催のための会場のレンタル、観客の渉外、舞台演出、現地送出権などの費用に使われるが、その規模が大きければ大きいほど、主催会社の負担費用は少なくなります。 授賞式開催にかかる費用をすべて充当しても余裕のある投資金を誘致した場合、残りの金額は主催者の収益となり、これに有料投票とチケット販売による収益まで加えれば、かなりの金額を期待できるという点で、海外開催による投資金の確保は諦めにくい部分のようです。
多くの授賞式が日本、インドネシア、タイなどを開催地として選ぶ理由も、収益捻出のための集客が容易であるためです。K-POPに対する需要が高いアジア諸国の場合、現地のファンが多いため、大型公演場で授賞式を開催してもそれを埋めるレベルの集客が可能です。 チケット販売量が収益に直結するため、K-POPの需要が高いアジア諸国を1位の開催地として議論するしかない理由です。
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