
グローバルボーイズグループ“INI”が、熱い音楽トークやゲストアーティストとのコラボパフォーマンスを繰り広げる音楽番組「INITIME MUSIC」の連動LIVEイベント『INITIME MUSIC LIVE』を3月4日、5日の2日間にわたり神奈川・Kアリーナ横浜で開催した。1日目のゲストには“ヤバイTシャツ屋さん”と“神はサイコロを振らない”の2組。2日目のゲストには“マルシィ”と“Tani Yuuki”を迎えINIの楽曲はもちろん、番組内でも披露した名曲のカバーや豪華ゲストとのコラボパフォーマンス。さらに本イベントでしか見られないクイズやトークなどで会場は大盛り上がりの中、幕を閉じた。
【写真】INI『INITIME MUSIC LIVE』の模様
「INITIME MUSIC」の番組内で“こっちのけんと”とともに制作したジングルが会場に響き渡り、番組のオープニング曲にもなっている「ONE NIGHT」でライブがスタート。イントロが流れると会場には大歓声が巻き起こる。タイトルにもある通り、数字の1を作り肩を滑らかに動かす振りや時計の針がカチカチと動く様子を表現したダンスで魅せると、2曲目には「WMDA(Where My Drums At)」を披露。ドラムを武器に見立て激しく叩く振り付けが印象的で、迫力のあるパフォーマンスに会場の熱気は一気に高まった。
そして、視聴者からも人気の高い番組名物“CHILLTIME” のコーナーへ。メンバーが寛ぎながら好きな曲を心のままにカラオケを歌うコーナーで、「TRAIN-TRAIN(THE BLUE HEARTS)」では、ステージの端まで走り回りながら歌ったり、「GO!!!(FLOW)」ではジャンプしながら拳を掲げ、リズムに乗って音楽を楽しみます。 「イケナイ太陽(ORANGE RANGE)」ではサングラスをかけて熱唱し、「さくらんぼ(大塚愛)」では、メンバーの可愛らしい仕草に歓声が上がるなど“チルタイム”と言いつつも緊張しながら楽しんでいる姿が見られた。
ゲームブロックでは2グループに分かれ、“曲の最初の部分を聞いて当てるINITIMEイントロ”、“曲の一部を聞いて当てるINITIMEワンフレーズ”、メンバーの松田考案の“歌詞が表示され何の曲か当てるINITIMEリリック”の3つのゲームを行い、負けたチームは罰ゲームでかっこいい告白を行うという企画でメンバー同士も和気あいあいとしたムードの中、全力で楽しんでいた。そして番組内でも披露した「恋するフォーチュンクッキー(AKB48)」をメンバー全員でキュートな笑顔満載のパフォーマンスを届け、普段のINIの楽曲で見せる佇まいとは違う可愛らしさに観客からも歓声が上がる。
続いてゲストの紹介では、「いかに自由になることが大事かを学ばせていただいた方々です」と話し、最初のゲスト“ヤバイTシャツ屋さん”が登場。後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、西洸人とともに「肩 have a good day -2018 ver.-」を少し切ない表情で心を込めて歌います。西はメンバーの中で“一番肩幅が広い”という理由で今回コラボレーションするメンバーに選ばれたと話し、笑いを誘う場面も。
その後もINIメンバー全員と「かわE」を熱唱し、各々が自由に動きながら音楽をとても楽しんでいる様子がみられ、会場はあたたかい雰囲気に包まれます。次のゲストは「ロックの素晴らしさを学んだ尊敬するアーティストです」と紹介し、“神はサイコロを振らない”が登場。大ファンだと公言している松田迅と尾崎匠海が一緒に「目蓋」を甘い声でしっとりと歌い上げ、 「夜永唄」では木村柾哉と藤牧京介が、芯のある歌声で心地よいハーモニーを奏でながら観客を魅了した。
2日目は、記念すべき番組初回MCを務めていた吉村崇がライブMCとして登場。番組内でも踊ったという 「FANFARE」の振りを後藤レクチャーのもと、観客も一緒にダンス。会場が一つになったところで、「心に響く歌詞が素敵だ」と紹介し、1組目のゲスト“マルシィ”がステージに上がる。髙塚大夢と藤牧とともに、多幸感溢れるラブソング「未来図」を優しい歌声で届け、さらに田島将吾と池﨑理人も参加し、先ほどの楽曲とは対照的な疾走感のある失恋ソング「最低最悪」を披露。
続く2組目のゲスト“Tani Yuuki”については「グループ活動をする前から楽曲を聴かせていただいている、素晴らしい方です」と紹介。エモーショナルな響きを持ち、カップルの日常を歌ったリアリティのある歌詞が特徴の「W/X/Y」を木村、後藤、髙塚と歌い上げ、メンバー全員とINIの楽曲「KILLING PART」をコラボ。許は「自分たちの楽曲がTaniさんの力強く優しい声が重なり素敵なケミストリーになりました」とコメント。
また、放送でも大反響だった「はいよろこんで(こっちのけんと)」を11人全員で、息の合ったポップな振りでパフォーマンスした。
最終ブロックは全曲バンド編成の“INIライブ“ブロック。装いを新たに再登場し、「FANFARE」「BAD BOYZ」で会場のボルテージをさらに上げ、「Moment」「T-Shirt」と続く。バンドサウンドの迫力とメンバーの気合溢れるパフォーマンスに観客も大熱狂。
儚くも尊い青春を歌った楽曲「Make It Count」は、本イベントが初パフォーマンスの場となり、情緒的な雰囲気を漂わせながらしっとりと歌いきった。さらに 「HERO」「Rocketeer」とたたみかけ、ラストは「10 THINGS」で『INITIME MUSIC LIVE』の幕を閉じた。普段のライブとは一味違う選曲やコーナーもあり、INIメンバーの魅力がたっぷり詰まったライブとなった。