先日、友人の結婚式がありました。
韓国では、ウェディングドレスを着て行うタイプのものと、伝統衣装「韓服」を着て行う「伝統婚礼式」があります。
ウェディングドレスの場合は、教会やウェディングホールで行われることが多いのですが、伝統婚礼式を行える施設は限られているように思います。

今回招待してもらったのは、ソウルの忠武路(チュンムロ)にある「KOREA HOUSE」です。ここは、韓国の伝統古民家「韓屋(ハノク)」をモチーフにした施設で、宮廷料理や韓国料理のビュッフェ、舞踊公演などが楽しめる場所として外国人旅行者にも人気のスポットです。

そんな「KOREA HOUSE」での伝統婚礼式。新郎新婦も王様と王妃のような衣装に身を包み、婚礼儀礼をこなしていきます。韓服を着た参列者の姿も目立ちました。

通常の結婚式で見られる、両親への挨拶、友人からの祝歌などといった派手な演出はないものの、伝統楽器の演奏のもと、はじまりは華やかに、そして厳かに儀式が行われる雰囲気は、宮廷ドラマや映画で観たままの世界!


婚礼式のあとは、記念撮影を行い、一般的な結婚式と同様、併設しているレストランでビュッフェをいただきました。「KOREA HOUSE」自慢の韓食ビュッフェは、やはり美味しかったです。

伝統婚礼式を行う夫婦は、互いに韓国の伝統文化が好きな場合や、新郎新婦のどちらかが外国人である国際カップルである場合が多いそうです。韓国で挙げる式ですから、より韓国らしいという点も魅力的ですし、国際カップルの場合は、韓国式1回、ウェディングドレス式でもう1回行うことも多いといいます。なにはともあれ、素敵な結婚式。ずっとずっと、お幸せに♪