芸能人としての生活を一時中断し、BJ(インターネット放送の進行者)として活動中のBJ G.O(チョン・ビョンヒ)が「アイドルグループのイベント費用」に隠された真実を語りました。

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先日放送された「GOTV」では韓国の芸能事務所が所属アーティストたちのイベント出演料をどのようにして手に入れるかについて語られました。

映像の中でG.Oは、一般的に多くの大衆が知っているアイドルグループ(メンバー5人基準)が1年間に稼ぐお金は“2000万ウォン”程度だと告白しました。


しかし、驚くべきポイントは、その2000万ウォンをメンバー同士で分け合わないといけない点。それも、グループ製作費を除き、損益分岐点をなんとか超えた後、メンバーの1人あたりに回ってくる1年間の収入は400万ウォン程度になるということです。

G.Oはアイドルグループがこのような現実に置かれている理由は芸能事務所の蛮行にあると主張しました。

彼は一つに芸能事務所には“人気グループ”と“非人気グループ”があると仮定して、韓国芸能界に蔓延する慣わしを暴露したのです。

彼は「事務所が“人気グループ”のギャラを3000万ウォンでオファーを受けると、“非人気グループ”を紹介し、“1500万ウォンで仕事をしますよ”と逆オファーをかける」と伝えました。

そのような場合、“非人気グループ”がイベントなどの行事に駆り出されることが決定するといいます。

しかし、ここで疑問が生じます。事務所はなぜ“3000万ウォン”の仕事を蹴って、“1500万ウォン”の仕事を引き受けるのか、です。

G.Oの説明によると「“人気グループ”は契約の関係上、事務所の取り分となる金額が少ないですが、“非人気グループ”のイベント費はすべて取れるからです」とのこと。

“人気グループ”は活動期間が長くなることでどのように契約がされ、ギャラについてもよく知っているのに対し、“非人気グループ”はそもそも知っていることが少なく、“騙しやすい”といいます。

結果的に“人気グループ”は3000万ウォンの収益を出す機会を逃し、“非人気グループ”は少しのギャラも手にすることなく、事務所だけが成長していくという奇形的な構造が出来上がるといいます。

G.Oは「こういったことを知っていながらも何も言えずにいる芸能人は、1人や2人ではありません」と不当さにため息をつきました。


同様に、「アフリカTV」で活動しているBJソン・ジェホも、かつてボーイズグループ「MADTOWN」で活動した際、「1億ウォンの収益を出しても、貰えたお金はほぼ無かった」と主張したことがありました。