韓国のお正月料理として欠かせないものが「餅」です。
韓国語では「トッ」といい、韓国版のお雑煮である「トックッ」は旧正月には欠かせません。
薄く円状に切られているお餅で、日本のお餅のように膨れるような感じではありません。
あっさりとしたスープにたくさんの枚数を入れて食べるのが定番で、さっぱりとたくさん食べることができます。

旧正月のシーズンになるとトックッ用のお餅やスープが売られるようになるので初めての人でも簡単に作ることができます。
この料理には1年間の無病息災と健康が意味づけられています。
中に入っているお餅は、太陽を表し、白い餅を使うことで新年の意味合いを付け加えています。

日本のお雑煮と同じように、これといった決まった味付けがあるわけではなく、地方によって味が異なってくるのもトックッの面白いところです。
地方にいくとトッツッだけでなく、その地域独自の正月料理もあることが多いです。