こちらのドラマ2012年に同局で放送され、同じく高視聴率を誇り、出演者から数々のスターやヒット曲を生み出した『応答せよ1992』に続くシリーズ2作目。
タイトルの数字が表す通り、背景は1988年頃の韓国。韓国が、経済的に急成長を遂げたのは、1988年に開かれたソウルオリンピックがきっかけだったと言われていますが、ちょうどその頃の庶民の暮らしをかなりディティールにこだわって描き出しています。
出演陣は、大ヒット映画やドラマに数多く出演している一度は観たことのあるような、主役級でこそないけれど、素晴らしい演技力を持った中堅俳優たちが、「平凡な母親・父親」を演じており、その両親の子供たちとしてまだまだキャリアは浅いものの、今後是非期待したい若手俳優たちがこぞって出演、熱演を繰り広げています。
こちらのドラマ、「普通の生活」「庶民の姿」を描いているようで、実はなんだかちょっとそこに人生の哲学的な要素が随所に込められており、名セリフ爆裂です。
全体的にはコミカルなのに、1話観ている間に必ず一度は涙してしまうこちらのドラマ、日本の「古き良き時代」にも通じるところがあるような気がします。