韓国俳優のなかにもミュージカル俳優出身という人はたくさんいますし、舞台とテレビの仕事を並行して行う人も。こういう一面からも韓国の“ミュージカル文化”をうかがうことができますね。
最近よく聞くのが、アイドルたちのミュージカル界進出。普段はグループのメンバーとして活動するアイドルたちも、ひとつの作品にキャスティングされれば、“いち俳優”としてのポジションにつくことができます。歌って踊れて、演技までできるとなれば、期待の「ミュージカルドル」というわけです。
2015年に、ミュージカルに出演した主なアイドルは以下の通り。
【IN THE HEIGHTS】
「SHINee」キー、「INFINITE」ソンギュ、ドンウ、「EXO」チェン、「f(x)」ルナ
【シンデレラ】
「BEAST」ヤン・ヨソプ、「VIXX」ケン
【CHESS】
「SHINee」キー、「2AM」チョ・グォン、「B1A4」シヌ、「VIXX」ケン
【ROBINHOOD】
「Super Junior」キュヒョン
【女神さまが見ている】
「Super Junior」リョウク
【兄弟は勇敢だった】
「BOYFRIEND」ドンヒョン
アイドルとしては新人もベテランも入り混じった名前たち。すでにミュージカルドルとしての頭角を現した人もいれば、2015年に初めてミュージカルに挑戦したという人も。
しかし、なんといってもミュージカルドルの最高峰といえば、この人ではないでしょうか?
「JYJ」のジュンス。
キム・ジュンス名義で出演したミュージカル「ドラキュラは、2014年の公演に引き続き、2016年1月23日より新バージョンがスタートします。
そして、彼をミュージカル俳優としての最高峰まで引き上げたのは「デスノート」でしょう。
チケットが取れないほどに人気で、ジュンスが「L(エル)」にしか見えないほどに、役に“憑依”していたとまで言われました。
韓国最高の“ミュージカルドル”はまさしく、ジュンス!
しかし、これからの活躍が期待できるアイドルたちも、韓国のミュージカル界にはたくさんいるのです。