中でも、糖質制限を用いたダイエットは、特に効果を感じやすい方法として人気です。糖質制限ダイエットは、正しい方法で行うことでより効果が得られやすくなります。
■糖質制限ダイエットとは
糖質制限ダイエットとは、炭水化物などを抜いたダイエットのことです。炭水化物とは、お米やパン、麺類などの主食のことです。これらを抜くことで摂取カロリーが少なくなるため、体内にすでにある脂肪分などをエネルギーとして使うようになるため、ダイエット効果があるといわれています。
しかし、糖質制限ダイエットは、正しい方法で行わないと、思わぬトラブルがおきてしまいます。これは、糖質が著しく不足することが原因であるといわれています。糖質が不足しすぎてしまうと、代謝が落ちて燃費の悪い体質になってしまうのです。
糖質が不足した状態だと、体が防衛反応を起こします。これによって、少ない燃費で体を動かすことができるように変わってしまいます。すると、どんなに運動をしてもなかなか体脂肪が落ちない、ダイエットの効果がなかなか見られないなどのトラブルを招いてしまいます。
■糖質制限ダイエットの方法
糖質制限ダイエットを行うときには、炭水化物をまったくとらないのではなく、これまで摂取したきた量を減らすようにすると良いでしょう。1日の糖質の摂取量は、できれば20g以下、多くても50g以下に抑えましょう。
糖質制限ダイエットを開始してから1週間ほどで体の防衛反応によって、代謝の悪い状態になったり、頭痛が起きたりすることがあります。しかし、そのような状態を乗り越えると、体重が徐々に減少し始めるといわれています。
それまでに、大体2週間ほどかかるといわれています。もっと体重を減らしたいからといって、タンパク質の量を減らすなどしてしまうと、体脂肪だけでなく筋肉まで減少してしまう恐れがあるので、あくまで糖質の摂取量のみを減らすようにしましょう。
糖質制限ダイエットは、正しい方法で行うことでとても高いダイエット効果を得ることができます。少しでも早く痩せたい、効果的なダイエットをしたいと考える場合には、糖質制限によるダイエットを行ってみてはいかがでしょうか。