最近の韓国では、若年世代を中心にそこまでマナーにうるさくはないのですが、ビジネスで食事をする時には知っておきたいですね。
日本人が間違えるのが「箸」の使い方です。
韓国の箸は、おかずを取るときに使い、スプーンはご飯やスープを食べるときに使います。
韓国のレストランに行くと、必ずスプーンがついてくるのはこのためです。
日本人は、基本的に箸を使う生活に慣れているので、箸でご飯を食べてしまいがちです。
そこで韓国では、意識として「箸=トング」という意識を持ちましょう。
新型コロナウィルスが猛威をふるうようになってからは、箸は共有を避けるための道具という認識が高まっています。
一度口に入れた箸で、ほかのものを取ろうとすると露骨に嫌な顔をされるので注意してください。
焼肉など多くの人で取り分けるような料理を食べるときには、日本と同じように共通の道具を利用して取り分け、自分の箸で食べましょう。