ソウルで韓国伝統文化を体験できるエリアと言えば、仁寺洞から始まり、景福宮、三清洞、北村と続くエリア。以前は外国人観光客や大人たちがまったり楽しむ落ち着いたエリアと言うイメージでした。

そんなエリアで最近、10~20代を中心とする韓国の若者たちが、韓国の伝統衣装「韓服」をきて闊歩する姿が多く目につきます。

以前から、韓服カフェなど室内施設は、多くありましたが、最近ではもっぱらこのようにレンタル韓服姿での街歩きが密かにブームなのだそう。



このようなブームはSNSを通して広まったらしく、鮮やかな色合いの「韓服」は、写真映りが良く、インパクトがあり、なおかつ同エリアでは写真の背景となる町並みも「韓服」とぴったり!と言うことで、たちまち人気の「遊び」になったのだとか。

韓服レンタル店は、仁寺洞にも多く存在し、レンタル時間は数時間~1日、料金は5000ウォン(約500円)から4万ウォン(4000円)程で、楽しめるのだそうです。また韓服着用の場合は、景服宮の入場料が無料になると言う嬉しい得点も。

仁寺洞のメインストリート入口に位置している仁寺洞広報館では、レンタル時間が20分と少し短めではありますが、3,000ウォン(300円)ととってもリーズナブルなお値段で韓服レンタルを行っています。



このようなブームは、直接韓服を着用している本人たちはもちろん、街の雰囲気も華やかにしてくれ、見る人の気持ちも和やかにしてくれるようです。