女優チン・セヨンがMBC新週末ドラマ「獄中花」の主演女優に挑みます。

「獄中花」は監獄で生まれた天才少女オクニョと朝鮮商団のミステリアスな人物ユン・テウォンによるアドベンチャー史劇です。「獄中花」がオクニョの話を扱う史劇である以上、女性主人公は劇の責任を負わなければならない重要な役割を担います。しかも演出を務めるイ・ビョンフン監督の過去の女性主人公はイ・ヨンエ、イ・ボヨン、ハン・ジミン、ハン・ヒョジュなどです。特に「獄中花」は女性の一代記描いたドラマ「チャングムの誓い」「トンイ」に次ぐ史劇のため、女性主人公に対する期待は高まるばかりです。

しかしチン・セヨンに対する世論は決して好意的ではないようです。
「チャングムの誓い」イ・ヨンエ、「トンイ」ハン・ヒョジュに次ぐ時代劇の女性主人公にしては重厚感が多少不足しているように見えるし、彼女が前作で視聴者を納得させるほどの演技力を見せられなかったことに、今回の「獄中花」主人公の椅子は彼女には過分に感じるという意見があります。無限の可能性を感じさせる1994年生まれという若い女優ですが、「国民のドラマ」になる可能性を秘めた作品、また巨額の製作費が投入されたMBCの新ドラマが、チン・セヨンの試験台になってはならないという世論が形成されているようです。

これに対し27日に開かれた制作発表会でチン・セヨンは「獄中花」を通して最善を尽くすという覚悟を伝えました。「緊張するし負担にも思います。しかしイ・ビョンフン監督の作品ですし、史劇に挑戦してみたかった。」とし「皆さんと作品を引っ張っていけるように最善を尽くしたいです。一生懸命やるという思いしかありません。それが監督やたくさんの人に応えることになると思っています。」と思いを伝えました。

チン・セヨンのキャスティングに対する否定的な意見を乗り越えて、彼女が今作で演技力を認めてもらえるのか注目が集まっています。