2016年の上半期の話題のドラマといえば、もちろん「太陽の末裔」と言っても過言ではありませんね。

しかし、こんなにもシンドロームを巻き起こしているKBS「太陽の末裔」も初めから、誰もが成功を予測していたわけでありませんでした。

ドラマといえば、日本では放送局が制作えお主導して制作され放送するのが普通ですが・・・韓国では制作会社が制作を主導し、放送局と手を組み制作され放送されることが多いんです。

そして実は、「太陽の末裔」もKBSで編成される以前に、他の放送局で一度拒否された作品なんです!!!
脚本家キム・ウンスクのドラマといえば、これまで主にSBSで放送されてきましが、「太陽の末裔」は異例なことにKBSで放送されました。SBS側は、海外のロケが多かった作品なので制作費の問題などの理由から、見送ったとされています。
しかし、「太陽の末裔」は現在、韓国国内外でシンドロームを巻き起こし、大きな利益を生んでいるなど、連日話題を集めています。

今回は、そんな他の放送局で一度拒否されてドラマで、大ヒットした作品をご紹介します。


2作品目、SBS「君の声が聞こえる」
このドラマも、他の放送局で拒否されてSBSに編成されたもので、スリラー、ヒューマン、メロ、家族、法廷など、複雑なジャンルのために、韓国では受け入れられないだろうとされ、多くの制作会社たちも拒否していたと言います。
しかし「君の声が聞こえる」は、最近では難しいとされる視聴率20%を突破する記録を作りました。


3作品目は、tvN「シグナル」
「シグナル」は、ジャンルが特殊なこともあり、海外への販売も難しいだろうという理由などから、地上派での編成に失敗し、ケーブルチャンネルtvNでの編成に至りました。
tvN側は、「シグナル」を選んだ理由について、"作品がよかったの選んだ"と明かしましたが、その選択が正しかったことは、ドラマが放送されてすぐ証明されました。
放送終了後からは、シーズン2の制作の要請も起こっています。



4作品目は、tvN「未生」
韓国の地上派のドラマで、最も重要なものは何といっても、「ラブストーリー」です。そのために、「未生」は地上派では歓迎されませんでした。しかし、ケーブルで放送された直後から、社会人たちの共感を呼び多くの人気を博しました。


このように、放送してみると大ヒットに至ったドラマたちですが・・・拒否してしまった放送局からすると、‘逃がした獲物は大きかった‘でしょうね(笑)