「I.O.I」は6月4日、ソウルワールドカップ競技場で開かれた「2016ドリームコンサート」を最後に休息期に入ります。先月4日にミニアルバム「Chrysalis」を発売し、デビューして1か月が経ちました。
「プロデュース101」を通して夢を叶えた11人の少女たち。「I.O.I」
として誕生した彼女たちは「花道」だけを歩いてきたわけではありません。特に地上波音楽番組の敷居が予想より高かったようです。「ケーブル出身」というのが彼女たちの足を引っ張ったようです。しかし紆余曲折を経て、デビュー3週間でようやくKBS「ミュージックバンク」に出演できました。
それぞれ他の事務所のメンバーが集まったことで揺れ動く姿もありました。公式活動休息期には、各自の所属事務所に帰って個別に活動できるという事実が遅れて知らされたからです。これは「プロデュース101」当時には知らされておらず、一部のファンから反感を買いました。
予期せぬ事態に、デビュー当時こそ「国民的ガールズグループ」の誕生のような雰囲気でしたが、「I.O.I」は期待より大きな成果を残せなかったようです。
しかし「I.O.I」は先月一か月の間一生懸命頑張りました。たくさんの番組に出演し、「I.O.I」が出ると視聴率も上昇しました。
人気を証明するようにCMもたくさん撮影しました。大学祭に招待され全国各地を周り、フランスパリで開催されたKCON行事にも参加し、錚々たる先輩と肩を並べました。
初めてのアルバム活動は終わりました。これからメンバーはしばらく個別活動に入ります。当分は“完全体”としての「I.O.I」は見ることができません。しかしまだ始まったばかりです。プロジェクトガールズグループの「I.O.I」は来年の1月までの予定となっており、11人の少女たちはまだ一緒に活動します。
今後の彼女たちの活動からも目が離せません。