「BTS(防弾少年団)」の舞台やコンサートを担当した専門PDの演出ノートが公開されて話題です。
2013年から7年間にわたって「BTS」の公演を演出したキム・サンウクプロデューサーは19日、「小劇場からウェンブリー・スタジアムまで! - K-POP時代を航海するコンサート演出記」という本を出版しました。

キム・サンウクPDは、演出チーム「プランA」の代表として数々のK-POPアーティストのコンサートやファンミーティングを演出してきました。特に「BTS」の場合、2013年6月12日に行われたデビューショーケースを皮切りに、2019年までのファンミーティングツアーとアルバム発売ショーケース、イギリスのウェンブリー・スタジアムなどを含むワールドツアーコンサートを担当しました。

「K-POP時代を航海するコンサート演出記」は、キム・サンウクPDがBTSの公演を演出し、計画を策定し、それを実現していくために努力した過程を詳しく盛り込んでいる。各公演ごとに演出ノートだけで19項目で270ページにのぼるそうです。
キムPDは、自身が「『BTS』のメンバー(RM、ジン、SUGA、J-HOPE、ジミン、V、ジョングク)の少年期の最後と青年期の開始を共にした」として、各メンバーに愛情のこもった感想も明らかにしました。

J-HOPE(チョン・ホソク)については、「ごちゃごちゃした控室に演出チームが入るたびに、会議の雰囲気を盛り上げてくれてありがたかった。BTSがよくなる大きな理由のひとつは、ホソク君がこのチームを静かなカリスマでリードしているからだと確信している」と述べました。
J-HOPEはソロ曲「Just Dance」を準備しながら、時間をかけて別々に動くリフト構造物の動線を底にテープをはっただけで一気に覚えた。これに対してスタッフは、天才だと称賛を惜しまなかったというエピソードが公開されました。
オンライン韓流メディア「allkpop」は、21日付の記事を通じて、本でJ-HOPEについて語られた部分をファンの反応と一緒に伝えました。